自律神経を整えて免疫力を高める7つのポイント

今、世間をにぎわすウイルス対策をはじめ、先日の記事でもお伝えしたとおり免疫にも大きく関わる自律神経。
この自律神経を整えることで免疫力を高めることにつながります。

今回は自律神経を整え、免疫力を高めるためのポイントをまとめてみました。

①筋肉をつけるためのウォーキング

運動は筋肉を鍛えるだけでなく自律神経も鍛えることができます。
特に朝の時間帯に目から光の刺激を入れることで“幸せホルモン”「セロトニン」が活性化し自律神経を整える働きがあることから、ウォーキングを行う時間帯は朝がより効果的です。

 

②ゆっくり湯船に浸かること

入浴のポイントはややぬるめのお湯(36〜40℃)にゆっくり浸かることで副交感神経が優位になり体が芯からぽかぽかリラックスした状態になります。
体を芯から温めることは質の良い睡眠にもおすすめです。

 

③腹式呼吸

ストレスが多いと交感神経が過緊張になるので腹式呼吸を意識的に行うことで副交感神経が優位になります。

 

④腸内環境を整える

腸は自律神経の影響を受けやすい臓器です。
日本人の腸が喜ぶ食材=発酵食品(納豆、ぬか漬け、味噌など)を意識して摂りましょう!

 

⑤首を温める

首には頸動脈が流れていますので、首を温めることで全身の血流に作用することで副交感神経の活性化にも繋がり、心身をリラックスさせることができます。

 

⑥自律神経調整のためのヨガ

自律神経は背骨に沿って存在しています。
そのため背骨を緩ますポーズ(猫のポーズなど)がお勧めです。

 

⑦自律神経の調整には「シロダーラ」

さまざまあるアーユルヴェーダの手法のなかでも「シロダーラ」は自律神経の中枢に働きかけることができるトリートメントのひとつです。
特にストレスが多く感じるこの時期には心身をリセットするためにもおすすめです。

 

これから自粛ムードが緩和されて少しずつ日常が戻ってくるとき自律神経はもっとも乱れやすくなるといわれています。

日常生活のなかでこれらの習慣を取り入れ、継続していくことが大切です。
五千年続ているアーユルヴェーダの智慧を今こそ活かしていきましょう!!

column

スリランカに息づくアーユルヴェーダ

The pearl of the Indian ocean南アジアのインド亜大陸の南東にポーク海峡を隔てて位置するスリランカは、その自然の豊かさから「インド洋 の宝石」や「インド洋 の真珠」とも、またその歴史の悲しさから「インド洋の涙」とも呼ばれています。
歴史に裏づけされた豊かな伝統文化は、主に仏教とヒンドゥー教の影響を受けながら脈々と受け継がれてきました。
そのひとつが、世界三大伝統医学のひとつとして、インドで生まれ、スリランカに伝来した体系的な古代の健康科学『アーユルヴェーダ』です。アーユルヴェーダは、スリランカ固有の伝統医療との独自の文化に育まれて発展を遂げました。
その伝統を受け継ぎ、現在に息づくアーユルヴェーダは、国家資格として認められており、ただ単に伝統的な医療としてだけでなく、患者に心身ともに寄り添い、真摯に向きあうことを大切にするホスピタリティも大切にしています。