神奈川県知事を訪問しました

全国に先駆けて『未病プロジェクト』を推進している神奈川県の黒岩知事を表敬訪問し、美養法やスリランカ・アーユルヴェーダを活用した『未病プロジェクト』についての意見交換を行いました。
 
神奈川県は現在国が推進する国家戦略特区制度を利用して、未病の改善を図り健康寿命を延ばす「ME-BYO®」プロジェクトを推進しています。
 
日本では人口の27%(3461万人)、神奈川県でも24%(222万人)が65歳以上の方々となっており、今後その割合はますます増えていくことから、生涯現役で元気に活き活き暮らせる社会の実現が必要なのです。
 
そのための一つの役割を果たすものとして、知事からはアーユルヴェーダに期待を寄せていただきました。
来日したチャンディマ大臣からはスリランカアーユルヴェーダの日本普及に向けてスリランカ政府も積極的に支援を行うとの表明がありました。
 
 

column

スリランカに息づくアーユルヴェーダ

The pearl of the Indian ocean南アジアのインド亜大陸の南東にポーク海峡を隔てて位置するスリランカは、その自然の豊かさから「インド洋 の宝石」や「インド洋 の真珠」とも、またその歴史の悲しさから「インド洋の涙」とも呼ばれています。
歴史に裏づけされた豊かな伝統文化は、主に仏教とヒンドゥー教の影響を受けながら脈々と受け継がれてきました。
そのひとつが、世界三大伝統医学のひとつとして、インドで生まれ、スリランカに伝来した体系的な古代の健康科学『アーユルヴェーダ』です。アーユルヴェーダは、スリランカ固有の伝統医療との独自の文化に育まれて発展を遂げました。
その伝統を受け継ぎ、現在に息づくアーユルヴェーダは、国家資格として認められており、ただ単に伝統的な医療としてだけでなく、患者に心身ともに寄り添い、真摯に向きあうことを大切にするホスピタリティも大切にしています。