アーユルヴェーダで免疫↗UP!

皆様いかがお過ごしですか?

日常が戻りつつあるスリランカでは免疫力を高めるものとして最近コリアンダーが注目されているようです。

コリアンダーはセリ科の一年草で、中華料理で使われるシャンツァイや今では東南アジア料理で使われるパクチーと言った呼び方のほうがピンとくる方も多いかもしれません。
そんなコリアンダーですが、スリランカではジンジャーとともにバーブティとして飲まれているそうです。

もともとアーユルヴェーダが根付いているスリランカのお国柄もあり、薬草を使ったうがい薬やスチームで喉や鼻を潤す工夫をされているそうです。

その他にも、昼の10時~12時の適度な日光浴が健康にも良いとされているようです。
太陽の光に当たることで、皮膚で免疫に関与するビタミンDの生成が促されます。

日本では例年「衣替え」の時期ですが、今年はさらにプラス “備え”が必要になりますね!
また、これから梅雨を迎えるこの時期、朝晩の寒暖の差が大きいことから、体は想像以上にストレスを感じてくるかもしれません。

そのようなときは“自律神経”の調整が重要です。

紫陽花が咲いているこの時期、自然のなかで、大地や空を感じて体の外と中を調和させていきましょう!

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スリランカに息づくアーユルヴェーダ

The pearl of the Indian ocean南アジアのインド亜大陸の南東にポーク海峡を隔てて位置するスリランカは、その自然の豊かさから「インド洋 の宝石」や「インド洋 の真珠」とも、またその歴史の悲しさから「インド洋の涙」とも呼ばれています。
歴史に裏づけされた豊かな伝統文化は、主に仏教とヒンドゥー教の影響を受けながら脈々と受け継がれてきました。
そのひとつが、世界三大伝統医学のひとつとして、インドで生まれ、スリランカに伝来した体系的な古代の健康科学『アーユルヴェーダ』です。アーユルヴェーダは、スリランカ固有の伝統医療との独自の文化に育まれて発展を遂げました。
その伝統を受け継ぎ、現在に息づくアーユルヴェーダは、国家資格として認められており、ただ単に伝統的な医療としてだけでなく、患者に心身ともに寄り添い、真摯に向きあうことを大切にするホスピタリティも大切にしています。