スチームバスやってみた!

スチームバス

JSLASの一階教室にドーン!と鎮座しているのが、スリランカ直輸入「スチームバス」
スリランカでは石鹸や化粧品、そのほか様々な用途で使われる≪ニーム≫という樹でできています。

現地では「村の薬局」とも言われている樹で、虫よけ効果や抗炎症作用、美肌等様々な働きがあります。

スリランカ・アーユルヴェーダスクールの開校準備をする際に、開校に携わったスリランカの皆様やスリランカの伝統医療省(通称:アーユルヴェーダ省)のお偉い方々などから、スリランカアーユルヴェーダの学校をやるときの必需品だよ!と猛プッシュされて、はるばるスリランカから輸入したMade in Sri Lankaの逸品です(現在は貴重な樹なので輸出できない貴重なものだそうです)。

そのスチームバスの下に仕込んだお鍋でじっくりハーブを煮出して、蒸気をドーム内に満たして使用します。

スチームバス

学習中の生徒さんからは・・・

「始めは少し肌寒く感じていたものの、すぐに身体がぽかぽかしてきて、その後大量の汗が出てきました。そのまえにしっかりアビヤンガで身体をほぐしてくれていたお陰というのもあってか、普段かかないところところまで汗がにじみ出てきました!」そうです。

このスチームバスで使用した煮出した薬草液をご自宅のお風呂にいれて入浴したところ、すごく汗がかけた!とのことです。
ハーブの力に驚かされますね。

column

スリランカに息づくアーユルヴェーダ

The pearl of the Indian ocean南アジアのインド亜大陸の南東にポーク海峡を隔てて位置するスリランカは、その自然の豊かさから「インド洋 の宝石」や「インド洋 の真珠」とも、またその歴史の悲しさから「インド洋の涙」とも呼ばれています。
歴史に裏づけされた豊かな伝統文化は、主に仏教とヒンドゥー教の影響を受けながら脈々と受け継がれてきました。
そのひとつが、世界三大伝統医学のひとつとして、インドで生まれ、スリランカに伝来した体系的な古代の健康科学『アーユルヴェーダ』です。アーユルヴェーダは、スリランカ固有の伝統医療との独自の文化に育まれて発展を遂げました。
その伝統を受け継ぎ、現在に息づくアーユルヴェーダは、国家資格として認められており、ただ単に伝統的な医療としてだけでなく、患者に心身ともに寄り添い、真摯に向きあうことを大切にするホスピタリティも大切にしています。