アーユルヴェーダの日

ダンヴァンタリ

2022年10月24日は、インドの伝統医学省(Ayuth)が定めたアーユルヴェーダの日でした。

アーユルヴェーダや医学、薬学の神様ダンワンタリ(Dhanvantari)の誕生を祝う日をディーワーリー(ディワリ)といいます。

このディーワーリーを含む五日間は光の祭典と呼ばれ、現地インドでは5日間にわたって盛り上がるイベント期間になっているそうで、
日本でいうところのクリスマスの1週間みたいな盛り上がりになるそうです。

その初日をダンテラス(Dhanteras)といい、その日がアーユルヴェーダの日と定められました。2016年の事です。意外と最近の事ですね。

仏教徒が多数を占めるスリランカではありますが、ヒンドゥ教徒の多いタミル人も暮していて、スリランカの国旗でもオレンジ色はヒンドゥ教やタミル人を意味しています。
そのため、スリランカではディーワーリーはヒンドゥ教の祝日になっています。

日本では特定の神様を祭ってお休みになるということはありませんが、スリランカではそのほとんどが宗教と関係があります。
70%が仏教徒といわれるスリランカですが、その他にヒンドゥ教徒やイスラム教徒、キリスト教徒もおり、それぞれに祝日が定められています。

 

スリランカの祝日は太陰暦を基準にしているため、毎年日付や時間が変わります。
スリランカを訪問の際には、祝日もよく調べて行くと、面白い体験ができるかもしれません。

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スリランカに息づくアーユルヴェーダ

The pearl of the Indian ocean南アジアのインド亜大陸の南東にポーク海峡を隔てて位置するスリランカは、その自然の豊かさから「インド洋 の宝石」や「インド洋 の真珠」とも、またその歴史の悲しさから「インド洋の涙」とも呼ばれています。
歴史に裏づけされた豊かな伝統文化は、主に仏教とヒンドゥー教の影響を受けながら脈々と受け継がれてきました。
そのひとつが、世界三大伝統医学のひとつとして、インドで生まれ、スリランカに伝来した体系的な古代の健康科学『アーユルヴェーダ』です。アーユルヴェーダは、スリランカ固有の伝統医療との独自の文化に育まれて発展を遂げました。
その伝統を受け継ぎ、現在に息づくアーユルヴェーダは、国家資格として認められており、ただ単に伝統的な医療としてだけでなく、患者に心身ともに寄り添い、真摯に向きあうことを大切にするホスピタリティも大切にしています。